教会式、神前式、人前式、仏前式などの説明。
キリスト教式結婚式は、会派により式の進行が多少異なりますので、会場担当者の指示に従うようにしましょう。(本来のキリスト教結婚式の場合、二人のどちらかが信者であることが原則となりますが、近年では、ホテルや結婚式場に設けられたチャペルでは、信者以外でも式を挙げることは可能です。)
キリスト教式(教会)挙式の流れ
1.入場
新郎は聖壇前の右側に立ち、新婦を待ちます。
新婦は父親に付き添われて、ヴァージンロードを歩き、父親が新郎に新婦を引き渡します。
2.賛美歌合唱
全員が起立し、賛美歌を合唱します。歌詞は、あらかじめ印刷されたものを渡されます。
3.聖書朗読
牧師が聖書の一節を朗読しますので、目を伏せて聞きます。
4.誓約式
牧師が新郎新婦それぞれに、永遠の愛を誓う問いかけをしますので、新郎新婦それぞれ がそれに答えます。
5.指輪の交換
新郎は牧師から指輪を受け取り、新婦の左手薬指にはめます。 (このとき新婦は前もって、左手手袋などは媒酌人夫人に預けておきましょう)
次に新婦が新郎の左手薬指に指輪をはめます。
6.結婚宣言と結婚証明書への署名
牧師は神と列席者に、二人の結婚が成立したことを宣言します。
次に教会で用意されている結婚証明書に署名します。 (しきたりによっては、婚姻届に署名する場合もあります)
7.賛美歌の合唱と祈祷
全員起立し、再び賛美歌を合唱し、牧師の祈祷を受けます。
8.新郎新婦退場
新郎新婦は腕を組み、ゆっくりとヴァージンロードを歩いて退場します。
神前挙式
1.入場
神職、巫女、新郎新婦、媒酌人、両親、親族が入場する。
神社では楽人が先頭となる。
神前に向かって右側に新郎とその親族、左側に新婦とその親族が座り、神前に一拝。
2.修祓(しゅうばつ)
一同起立、祓詞(はらいことば)に続き、清めのお祓いを受ける。
3.祝詞奏上(のりとそうじょう)
斎主が、神前にふたりが結婚したことを報告し、幸せが永遠に続くように祈る。
4.誓盃の儀(せいはいのぎ)
三三九度の盃。新郎新婦が大中小3つの盃で交互に御神酒をいただくことで、永遠の契りを結ぶ。
5.誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が神前に進み出て、誓詞=誓いの言葉を読み上げる。
指輪の交換 結婚指輪の交換をする
6.親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)
両親をはじめ両家の親族が、御神酒をいただく。
7.斎主挨拶(さいしゅあいさつ)
斎主が新郎新婦と参列者に向かい、結婚の儀がとどこおりなく終了したことを報告する。
8.退場
最近特に注目を浴びている自由なスタイルの結婚
特定の宗教と関係なく参列者に愛を誓う
宗教色はまったくない。
お世話になっている人や親しい友人がふたりの結婚の証人となる
費用はほとんどかからないのでリーズナブル
披露宴と違う会場を利用する場合、祭壇やバージンロードなどの設営となると5万円〜10万程度かかるが、会場内でパーティーの始めなどにする場合誓約書やリングピロー等を用意し、二人の誓いを見届けてもらう。
形式にとらわれず自由にふたりらしく挙式
式次第も衣裳も特にきまりはない。
宣誓文はふたりの言葉でふたりらしく。
演出しだいで格調高い挙式も可能。
人前挙式進行内容(一例)
- 参列者入場
- 新郎新婦入場
- 開式宣言
- 誓いの言葉の拝読
- 指輪の交換
- 婚姻届に署名・捺印
- 結婚の成立の宣言
- 閉式の言葉