少人数ウエディング、大人数のウエディングで気をつけたいこと
少人数ウエディングという場合、40~50名以下ぐらいの招待客数のウエディングを指すことが多いようです。究極の少人数ウエディングは新郎新婦とその家族のみ参加というもので10名以下ということも。比較的多いのは親しい親族と友人を招くというケース。会社関係の人間を招かないというのは普通の披露宴でも最近よくみられる傾向です。
少人数でカジュアルにといっても、司会者がいないのではまとまりがなくなってしまいます。大袈裟な進行ではなく、ふたりらしくナチュラルに、など前もってパーティーの内容やテーマ等伝えておくことがベスト。
知人や兄妹にお願いするのも良いですが、ゲストの一員としてゆっくり楽しんで頂きたいですね。
また、大げさにしたくないという気持ちもありますが、ただ集まって食事をするだけではただの食事会です。ふたりの結婚を報告する場であるわけですから、アットホームでありながらもちょっぴり華やいだ雰囲気になる演出を少しは入れたほうがいいでしょう。
たとえば、新郎新婦が列席者を一人ひとり紹介したり、列席者から一言ずつお祝いメッセージをもらったり、少人数ウエディングならでは。時間と場所があるのなら列席者全員で記念撮影というのも思い出に残ります。
また、テーブルラウンドもウエディングケーキをふたりでカットしたあと、列席者にひと皿ずつサービスして回ったり、シャンパンを注いで回ったりというのが、華やかなムードを醸し出してくれるはずです。ビアタンクをリュックで背負い、新郎がひとりずつビアサーブしたりとお客様と会話できる時間が魅力的な少人数ウエディング。
少人数だからこそできる演出と気配りで列席者に日頃の感謝を込めておもてなしをしましょう!
大人数ウエディングで気をつけたいこと。
結婚式、披露宴の会場として、王道中の王道ともいえるのが、ホテルや結婚式場です。やはり一番人気で、両親や親族も受け入れやすいといえるでしょう。ほとんどすべての会場に、式場と披露宴会場が併設されていますが、式だけ別の教会や神社で行い、披露宴のみをホテルや結婚式場で行うことも多いようです。
基本的にレストラン等と比較して料金が高めです。格調高い雰囲気があるので、アットホームでカジュアルなものを好むカップルには不向きかもしれません。
形式張った披露宴よりオリジナリティの高い披露宴にというご希望をされる方が増えてきているのでこれだけは気をつけましょう。
あれこれ演出や衣装のお召しかえなど凝りすぎると、披露宴予定時間が1時間延びてしまった・・・ということもあります。
おふたりやご両家は想い出深い一日ですが、ご列席いただくゲストのそのあとのご都合もあるので配慮が必要。
また予定より人数が増えてしまった場合、テーブルを増やすということはスペースが狭くなるということ。
天井が高い場合はさほど気になりませんが、低い場合は圧迫感を感じることもあります。
予め予定していた人数より越えないことをおススメ致します。
プランについて
用意されているパックを利用する場合、決まった形になるので、オリジナル性に欠ける場合もあります。
また衣装や引出物を持ち込むと、持ち込み料がかかる場合があります。
事前に担当者やプランナーと確認しましょう。
また、演出等会場側で準備出来るものとそうでないものもあります。
例えば
■プランに入っているキャンドルサービスのキャンドルを変更したいが、会場では扱っていない業者。自分で手配したいが?
→キャンドルだけではなく器や装花も必要。全てを準備するのは難しい。
■卓数が25卓、小さな「こもだる」を用意してテーブルラウンドを祝い酒の「鏡開き」にしたい。
→卓数が多いため全てのテーブルをまわると時間がかかりすぎ。最初にご挨拶に行ったテーブルの方はずっと待っていなくてはいけません。
少人数ウエディングと大人数ウエディングでは演出を取り違えると盛り上がりに欠けるとか、演出が多くて時間が長引いてしまったなど企画時には配慮を心掛けて。