非日常の世界へ
先々週、定休日にテレビをつけたままにしながら家の掃除をし
居間を通るとテレビ番組で小さい子供がお猿の格好をして舞っている。
ゴム手をしてバケツを持ったまま、そこから動けず目と耳は釘付けとなった。
小猿役は野村萬斎さんのお子さま、野村裕基くん3才 狂言師 である。
大名(人間国宝 野村万作)が靭ににかける毛皮がほしいと猿引き(野村萬斎)に申し出、矢を打つ寸前まで行くのだが
小猿の頃から育て芸を教えてきた猿引きにとっては子供同然。
小猿を打つなら我が身も共にと泣き崩れる。
その情にうたれた大名は毛皮を諦めると猿引きに伝えると
喜んだ猿引きはお礼に小猿の舞を披露する。
わずか3才。
右手左手も分からないところから稽古のスタート。
いじらしさと、ひたむきさ、愛らしさに胸を奪われて
いつまでも心に残り忘れられなく
狂言に惹きつけられた。
掃除の途中に目に留まったテレビ番組、しかも僅か3分程度のできことでした。
こういうの、全て出会いだと思ってます。
そう、運命と言っても過言ではない。引寄せられたのだ。
一週間後忘れられずにDVDを買い求め、毎日見続け、同じ箇所で泣き、ドキドキし・・・
ということで、思い立ったが吉日。
10/2に西東京市で行われる狂言会に行くことにしました はははー!!
飛行機も予約したし、あとは宿泊先の予約だー。
古典芸能の素晴らしさを堪能して参ります。
予習してから行かないとあっという間に時間が過ぎそう〜w
それより西東京市までどうやって行けばいいんだろう。
地図の読めないワタシ。案内人も居ない10/2
どうなることかと今からワクワクとドキドキ。
DVDも販売されてます。
興味のある方は是非♫
小猿の木で出来たお面を着け、衣装を身に纏い
健気に舞う裕基少年もいまでは中学生か。
ワタシ、成長した彼の舞台が見たいです!これからかなり演目チェックします。
雷に打たれたような一撃。野村裕基さんのファンになった瞬間でございました。
8月半ばから追われるように、毎日充実した時間を過ごし今ほんのひと時ですが
気持ちがのんびりしてます〜(^0^)/
本日は満月。今朝は大雪山初冠雪。じわじわと冬へと季節は移り変わっているのですね〜・・・(ちょっとあくび)